プリズムフォルダ下のサンプルデータ
引き続き、ノンシーケンシャルフォルダ・プリズムに入っているサンプルデータを見ていき、目新しそうな所に着目しながら操作方法を学んでいきます。
Leman Roof
このネーミングはプリズムの固有名でしょうか。人の名前っぽいです。
このデータでは、光線に矢印がついているのが目に付きました。
サンプルデータ「Leman Roof」
3Dレイアウトのウィンドウ
矢印の表示は、セッティングで「Fletch Rays」にチェック
Abbe Reversion
続いて、お馴染み「アッベ」が考えたプリズム?
Abbe Reversion:像が反転するから「Reversion」なのでしょう
結像シミュレーションの「Geometric Image Analysis」が目に付きました。入力を指定して出力を得ているので、光学系を通してどのような像が得られるか、のシミュレーションのようです。
ここで入力ファイルを選択
「ALPHABET.IMA」の出力
入力に使われる「IMAファイル」は、例のごとくマイドキュメントの下にあります。
この手のソースファイルは、全て?マイドキュメントの下なのかもしれません
シミュレーションのコマンドはココ
Anlysis / Image Simulation / Geometric Image Analysis
Bauernfeind Prism
コレも人の名前っぽいですね。NSCエディタで、ミラーを作成している点が目に付きました。
「Bauernfeind Prism」
ファイルを読み込むだけではなく、ミラーをココに記述
赤いのがそのミラー
Double Dove Prism
これも人の名前?このファイルではシェードモデルの背景が黒くなっていたので、表示セッティング周辺を確認しました。
背景ブラック
背景の選択
グラディエーションも数種類用意されています
Opacity:透過性の設定、Ignore:不透明、Consider:半透明に
Ignore:不透明(ソリッドカラー)
以上で、プリズムフォルダ内のデータにはひと通り目を通しました。自分でデータを作成して入力する際には、躓くところもでてくると思いますが、プリズムのサンプルデータを見ていくのはここまでにしておきます。