2013年10月01日

プリズムのいろいろなサンプルデータ

プリズムフォルダ下のサンプルデータ

引き続き、ノンシーケンシャルフォルダ・プリズムに入っているサンプルデータを見ていき、目新しそうな所に着目しながら操作方法を学んでいきます。

Leman Roof

このネーミングはプリズムの固有名でしょうか。人の名前っぽいです。
このデータでは、光線に矢印がついているのが目に付きました。

20131001095815.png
サンプルデータ「Leman Roof」

20131001095904.png
3Dレイアウトのウィンドウ

20131001095851.png
矢印の表示は、セッティングで「Fletch Rays」にチェック


Abbe Reversion

続いて、お馴染み「アッベ」が考えたプリズム?

20131001100150.png
Abbe Reversion:像が反転するから「Reversion」なのでしょう

結像シミュレーションの「Geometric Image Analysis」が目に付きました。入力を指定して出力を得ているので、光学系を通してどのような像が得られるか、のシミュレーションのようです。

20131001100221.png
ここで入力ファイルを選択

20131001100233.png
「ALPHABET.IMA」の出力

入力に使われる「IMAファイル」は、例のごとくマイドキュメントの下にあります。

20131001100603.png
この手のソースファイルは、全て?マイドキュメントの下なのかもしれません

20131001150737.png
シミュレーションのコマンドはココ
Anlysis / Image Simulation / Geometric Image Analysis

Bauernfeind Prism

コレも人の名前っぽいですね。NSCエディタで、ミラーを作成している点が目に付きました。

20131001100830.png
「Bauernfeind Prism」

20131001100849.png
ファイルを読み込むだけではなく、ミラーをココに記述

20131001100902.png
赤いのがそのミラー

Double Dove Prism

これも人の名前?このファイルではシェードモデルの背景が黒くなっていたので、表示セッティング周辺を確認しました。

20131001101146.png
背景ブラック

20131001101152.png
背景の選択

20131001101219.png
グラディエーションも数種類用意されています

20131001102846.png
Opacity:透過性の設定、Ignore:不透明、Consider:半透明に

20131001102852.png
Ignore:不透明(ソリッドカラー)


以上で、プリズムフォルダ内のデータにはひと通り目を通しました。自分でデータを作成して入力する際には、躓くところもでてくると思いますが、プリズムのサンプルデータを見ていくのはここまでにしておきます。


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2013年10月02日

Colorimetry(色彩測定)のサンプルデータ

Colorimetry フォルダのサンプルデータ

前回、分散でできる虹模様が視覚的に表現できれば…と触れましたが、サンプルデータを漁ってたら、良さげなものがありました。今日はそのフォルダ「Colorimetry」のデータを確認していきます。

場所:Samples\Non-sequential\Colorimetry

Example1 Two-color mixing gives white

まずは、このフォルダ内のサンプル1から。
白色LEDを作る際に使用される、570nmイエロー と 460nmブルーをミックスさせて白色を作成する様子を視覚的に表現したサンプルデータです。

20131001103823.png
Example1 Two-color mixing gives white

結果に色がついているため、視覚的に理解しやすいですね。

20131001151116.png
モードは、生粋の?ノンシーケンシャルモード

各項目の詳細については、試しに自分でデータを作成するときに確認していくことにして、まずはざーっと確認していきます。

20131001105041.png
NSCエディタを見ても、特に難しいくはなさそう

ソース(光源)に楕円の面属性が4つそれぞれ配置されて、そのうちの2つの光線が重なり合うように角度が付けられて照明されている、だけです。

20131001104642.png
それぞれの光源に対して、波長1と2を

20131001105421.png
上の2つは独立して照射、下の2つを角度を付けて混ざるように

そして、シェードモデルや、ディテクターの表示で、それぞれ「true color」を選択することでこのようにカラフルに照射されている様子が表示されるようです。

20131001105446.png
「True Color」を選択すると

color_image.png
実際の色がついた状態で照射されたようなイメージに

20131001105501.png
「Grey Scale」を選択すると

20131001105455.png
グレースケール表示に(照射強度はコチラの方が分かりやすい)

ディテクターをクリアしたり、光線を再追跡する場合、ディテクターのイメージ面の表示コマンドは、コチラから。

cl_all.png
これぞノンシーケンシャル(照明系)って感じです

この辺の機能を、前回の分散プリズムに適用しようと思ったんですが、シーケンシャルとのミックスモードでは、このような機能はなさそうです。私には見つけられませんでした。

次回は、自分でこれに似たサンプルデータを入力していきながら操作要領を学んで行きたいと思います。

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